任期の3年間は意外と短く、地域おこし協力隊制度や着任初期の悩みなど「もっと早く知っていたら」という声も少なくありません。和歌山県では、現役隊員が着任初期から地域の一員としてスムーズに活動し、定着していけるよう、各隊員の活動段階に応じた研修会を行っています。研修会では、講義のほか、ワークショップを通じて、これまで活動してきた隊員のノウハウを共有することができます。また、普段の活動では話す機会のない隊員同士が交流できる機会を設けています。
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初任者向け研修会
地域おこし協力隊制度の解説や、着任初期のよくある悩みの解消を目的としています。実際の解決事例など、これまで活動してきた隊員のノウハウを共有することで、着任1年目からスムーズに活動することができます。
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ステップアップ研修会
普段の活動では話す機会のない隊員同士が交流する機会を設け、活動内容の共有、意見交換を通じて相互のレベルアップを図ります。ワークショップ形式で行うので、初めて会う方であっても、同じ目的をもつ仲間として交流することができます。
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起業希望者向け研修会
任期終了後の起業を検討している隊員向けに、起業に関する基礎知識の習得を目的に行います。起業の準備を応援することで。地域への定着を支援します。